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7月から
「ドラえもん」映画 中国全土で一斉上映
  東京朝刊 by 野口東秀/北京
タンチョウと違ってすんなり受け入れられたのが「ドラえもん(中国名=機器猫)」だ。7月からはドラえもんのアニメ映画が中国の35都市で上映される。中国で日本のアニメ映画が一斉上映されるのは初めてという。

「日中文化・スポーツ交流年」の一環で、中国の配給会社「華夏電映発行」によると、映画のタイトルは「のび太の恐竜2006(中国名=大雄的恐竜)」。中国では1990年代にドラえもんの漫画本が普及し、これまで約4000万部を売り上げた。テレビでも放映され、キャラクターは大人気となっている。

中国はこれまで、日本の漫画などの文化流入に対し、「若者の歴史観や道徳観がゆがむ」と無制限な受け入れを警戒してきた。ドラえもんの映画については、先の温家宝首相の訪日直前に、中国政府から上映許可が下りたという。

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