「GLORY TO THE FILMMAKER!賞」
ベネチア映画祭新賞 初代受賞者、北野武監督に
東京朝刊
29日にイタリアで開幕する第64回ベネチア国際映画祭の事務局が「GLORY TO THE FILMMAKER!賞」を新設し、第1回を北野武監督に贈ることが23日、分かった。所属事務所のオフィス北野が明らかにした。
賞名は、今回の映画祭特別招待作品である北野監督の「監督・ばんざい!」の英語題名から採った。映画祭の事務局からオフィス北野に入った連絡では、これまでの同映画祭での実績と、映画監督として常に新しい挑戦を続ける姿勢を評価しての新設・授賞という。北野監督はこれまで、同映画祭で最高賞の金獅子賞や監督賞を受けている。
新設のこの賞は、今後も同様の該当者がいれば贈られる見込みで、受賞を聞いた北野監督は「大変ありがたいこと。賞として自分の作品の題名が残っていくのは楽しいね」と話しているという。
授与式は30日、「監督・ばんざい!」が公式上映される前に行われる予定。
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