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主演男優賞の最有力候補
口べたフォレスト・ウィテカーにアカデミー賞は重圧?
   by USA TODAY
【ワシントン=USA TODAY(スコット・ボールズ)】今年のアカデミー賞主演男優賞の最有力候補といわれるフォレスト・ウィテカー(45)。ウガンダの独裁者、イディ・アミン大統領の複雑な人間性を見事に演じた「ラスト・キング・オブ・スコットランド」ですでに21の賞を手にしているが、ここにきて不安が1つ。

フォレスト・ウィテカー
先月28日、米映画俳優組合賞の最優秀主演男優賞を受賞したフォレスト・ウィテカー

「フォレスト、すべての賞をとったのだから、もう受賞に驚くことはない。そろそろアカデミー賞のスピーチのメモを作り始めろと言いたい」とは、「ラスト・キング」の脚本家ピーター・モーガン氏。

というのも、これまでのウィテカーのスピーチはしどろもどろで、45秒と決められたアカデミー賞のスピーチ時間では何も言えずに終わるおそれがあるからだ。

ゴールデン・グローブ賞のスピーチでは、まず一呼吸置き、「ワオ」を3回、その後「サンキュー」を4回繰り返し、ようやく感謝したい相手の名前をぽつぽつと言い始めるありさまだった。

「だが、フォレストは本当に謙虚な男だからメモを作れと言ってもきっと断るだろう」とモーガン氏。

先日、「もう1度スピーチする機会があったら、もっと多くの人に感謝を伝えなければ」と話していたウィテカー。スピーチの達人、ドナ・グローさんは「間を空けず、リズムとペースを大切に」とアドバイスするが…。  注目の授賞式は25日。

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