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2009年夏に全米公開
ジェームズ・キャメロン監督 久々の新作は「アバター」 
1月10日(水) by USA TODAY
【ワシントン=USA TODAY(アンソニー・ブレズニカン)】ジェームズ・キャメロン監督が1997年の大ヒット「タイタニック」以来となる長編映画「アバター(化身)」を製作する。4月に撮影を開始、2009年夏に全米公開される。

ジェームズ・キャメロン監督

監督業を中断中は、「家で庭いじりをしていたわけではないよ」とキャメロン監督。撮影用カメラやロボット工学、特殊効果技術の調査研究を進めるかたわら、深海にまつわる映像作品、ジェシカ・アルバ主演のテレビドラマ「ダーク・エンジェル」のプロデュースにかかわり、「休んだ気がまったくしない」という。

「アバター」はある惑星の征服計画に従事する足の不自由な兵士ジェイクが、その惑星の生物に恋し、惑星を守る側に回るというラブストーリー。ジェイクは歩くことができないが、「意識で遠隔操作できる遺伝子操作された化身を用い、見知らぬ世界と交流できる」(同監督)という設定だ。

ジェイク役には無名のオーストラリア人俳優サム・ウォーシントン、ジェイクが恋する宇宙人役にはゾーイ・サルダナが抜擢された。

宇宙人の作品といえば、キャメロン監督は「エイリアン2」(86年)で経験済みだが、「今回はあのようなぬるぬるした類ではなく、ずっと人間らしいよ(笑い)」とのこと。脚本を書き始めた11年前は、まだ映像化できる技術がなかったが、「ようやく挑戦できる段階になった」と意気込んでいる。

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