「ミュージック・アンド・リリックス」で息ぴったり
陰と陽の名コンビ ヒュー・グラントとドリュー・バリモア
1月26日(金) by USA TODAY
【ニューヨーク=USA TODAY(ドナ・フレイドキン)】2月14日公開(米国)の映画「ミュージック・アンド・リリックス」で、ヒュー・グラント(46)とドリュー・バリモア(31)が息の合ったところを見せている。
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ヒュー・グラント(右)とドリュー・バリモア |
グラントの役は1980年代のポップスターで、売れなくなり人気歌手の作曲(ミュージック)を依頼されるという設定。バリモアはいやいやその歌詞(リリックス)を引き受ける相棒役だ。
英国人で音楽はアバやジプシー・キングスが好きというグラントと、カリフォルニア出身で英ロックバンド、ミューズの「ブラック・ホールズ・アンド・レヴァレイションズ」がお気に入りというバリモア。バリモアは2人の関係を「陰と陽」といい、グラントは「私は気難しいところがあるが、彼女は太陽と笑いが似合う」と評した。
私生活では、グラントが英社交界のジェミマ・カーンとの交際を深めているが、バリモアの方はザ・ストロークスのドラマー、ファブリッチオ・モレッティとの関係に終止符を打ったばかり、とこちらも対照的だ。
グラントはこの映画のために練習してピアノを披露。ただの役者から、脚本なども手がけるより幅広いアーティストになりたいとの思いがあり、出演を引き受けたのは、アーティストという役柄にひかれるところがあったからでもあるという。
グラントは95年、売春婦と一緒にいて公然わいせつ容疑で逮捕された。「そのとき、励ましの手紙をくれたのが、コッポラ監督とドリューだった」とグラント。バリモアは「そんなことは忘れたわ。もらった返事は冷蔵庫に長い間張りつけていたけれど…」とかわしていた。
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