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パルムドールに意欲
カンヌでグランプリ河瀬監督会見 
    東京朝刊
カンヌ国際映画祭でグランプリ(審査員特別大賞)を受賞した河瀬直美監督が7日、東京都内で帰国報告会見を開き「黒澤明、大島渚の次の世代が私だと確信している。将来、私が(カンヌの最高賞)パルムドールを受賞する可能性は十分ある」と意欲を見せた。

河瀬直美監督(撮影・古厩正樹)

河瀬監督は、受賞について「最近、世界で邦画が高い実績を上げているので突拍子もない出来事だとは思っていない。(作品は)やはり女性に見てほしい」などと語り、「生涯映画を撮り続け、誰よりも努力して良い作品を作りたい」と抱負を述べた。

受賞作「殯(もがり)の森」は、茶畑と田園が広がる奈良県東部の集落を舞台に、グループホームに暮らす認知症のお年寄りと新任の女性介護士が、お年寄りの妻の墓を探して森をさまよう物語。

会見には、お年寄り役のうだしげきさん、介護士役の尾野真千子さんも同席し、「異文化の地でわれわれが演じたことが、評価されてうれしい」(尾野さん)などと話した。

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