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英女優、モーリーン・リップマンさんら
「スー・チーさんにピアノを」「戦場のピアニスト」出演者が計画
2007/11/05 産経新聞
大阪夕刊
【ロンドン＝木村正人】２００２年に公開された英仏独合作映画「戦場のピアニスト」に出演した英女優、モーリーン・リップマンさんら英国芸術、芸能界の女性有志が、ミャンマーで自宅軟禁中の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんにピアノのプレゼントを計画している。４日付の英日曜紙サンデー・タイムズが伝えた。
同紙によると、スー・チーさんのピアノの腕前は熟練の域に達しており、バッハやスカルラッティが十八番。自宅軟禁は延べ１２年に及び、自宅から聞こえてくるピアノの調べがスー・チーさんの生きている証しだった。
しかし、ピアノは摩耗して傷み、スー・チーさんがペダルを強く踏んだ際、壊れてしまったという。それを知ったリップマンさんや歌手のアニー・レノックスさんらがお金を出し合ってピアノを購入し、船荷でヤンゴンに輸送する計画だ。
同行する予定のリップマンさんは「素晴らしいアイデアだわ」と同紙に感想を語ったが、スー・チーさんに受け取ってもらえるかどうか心配だという。
「戦場のピアニスト」は過酷な収容生活を生き延びたユダヤ系ポーランド人ピアニストの物語で、ロマン・ポランスキー監督がアカデミー監督賞、主役を演じたエイドリアン・ブロディ氏が史上最年少でアカデミー主演男優賞を受賞した。
同紙によると、スー・チーさんのピアノの腕前は熟練の域に達しており、バッハやスカルラッティが十八番。自宅軟禁は延べ１２年に及び、自宅から聞こえてくるピアノの調べがスー・チーさんの生きている証しだった。
しかし、ピアノは摩耗して傷み、スー・チーさんがペダルを強く踏んだ際、壊れてしまったという。それを知ったリップマンさんや歌手のアニー・レノックスさんらがお金を出し合ってピアノを購入し、船荷でヤンゴンに輸送する計画だ。
同行する予定のリップマンさんは「素晴らしいアイデアだわ」と同紙に感想を語ったが、スー・チーさんに受け取ってもらえるかどうか心配だという。
「戦場のピアニスト」は過酷な収容生活を生き延びたユダヤ系ポーランド人ピアニストの物語で、ロマン・ポランスキー監督がアカデミー監督賞、主役を演じたエイドリアン・ブロディ氏が史上最年少でアカデミー主演男優賞を受賞した。
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