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独国防省施設で
トム・クルーズの映画、ようやく撮影許可 
    東京朝刊 by 黒沢潤/ベルリン
第二次大戦中にヒトラー暗殺計画を企てたドイツ軍将校、クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐に焦点を当てた映画「ワルキューレ」の独国防省施設内での撮影がこのほど、許可された。

同映画の撮影をめぐっては、大佐役を演じる米人気俳優トム・クルーズが、米新興宗教「サイエントロジー」の信者であるため賛否両論が巻き起こっていた。独政府は当初、大佐の処刑地でもある施設内の尊厳が損なわれるとの理由で撮影を認めなかったが、その後、「(映画会社側が)場所の重要性をしっかり認識している」と許可した。

サイエントロジーが幅広く受け入れられている米国とは異なり、独国内では懐疑的な声が多い。撮影反対派の独与党議員は「撮影を禁ずる理由はあるが、政府の決断には従う」と話している。

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