百貨店が提案力競う
母の日はセレブ気分の贈り物
4月6日(日)
東京朝刊
お母さんにはセレブ気分を−。13日の「母の日」に向け、百貨店業界はちょっとぜいたくなギフト商品を投入している。映画のシーンのような浴槽一面に浮かべるバラ、着こなしを助言する専属スタイリストサービスなど、日常を忘れさせる演出に感謝の心を込めるという趣向だ。
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香りの強い大振りのバラを浴槽に浮かべて芳香浴を楽しむギフトで、バラは箱詰めで宅配される(撮影・田村龍彦) |
高島屋の目玉は「フレッシュ・ローズバス」(1万2600円、限定100点)。香りの強い大振りのバラを浴槽に浮かべて芳香浴を楽しむギフトで、バラは箱詰めで宅配される。東京店などで6日まで予約を受け付けており、ネット予約も順調とか。
伊勢丹新宿店では、特別企画として、フィッティングアドバイザーらが体形や肌の色にあわせた着こなしを提案する「ファッションコンサルティング」(アドバイス料は無料。予約制・1日30人)がおすすめ。
三越は高級料亭と連携した弁当や、スパ・トリートメントとホテルランチを組み合わせたプラン(2人4万円)を企画、母娘で楽しむ趣向だ。
母の日のギフト単価は上昇傾向で、百貨店も提案力を競い合っている。
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