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目標は昨年の1・5%増
お中元商戦はや出陣 法人需要から個人顧客へ
  東京朝刊 
中元商戦の先陣を切って、百貨店大手の三越が15日、東京・日本橋の本店で出陣式を開いた。中元商戦が年々早まる中で、各百貨店とも特設会場を前倒して設置するなどの対応を講じている。

中元商戦の先陣を切って、百貨店大手の三越が、東京・日本橋の本店で出陣式を開いた(撮影・古厩正樹)
中元商戦の先陣を切って、百貨店大手の三越が、東京・日本橋の本店で出陣式を開いた(撮影・古厩正樹)

三越の出陣式は、前年より半月前倒し。谷北陽一本店長が「一丸となって上期最大の商戦を乗り切ろう」と決意表明し、開店と同時に浴衣姿の社員が来店客にパンフレットを配った。注文は店内の特設会場で29日から受け付ける。全店で前年比1.5%増の売り上げが目標だ。

百貨店業界では高島屋も前年より1週間前倒しで商戦に参入。注文開始は16日で百貨店では一番早く、同社では「他業態も含めて事実上顧客の奪い合いになっている」とみている。

企業が経費削減を続ける中で、法人需要の低下傾向は止まらない。しかし、ネット販売などを利用する個人顧客は増加傾向で、中元商戦の売り上げを支えている。個人客獲得を目指して前倒しが進む中元商戦は早くもヒートアップしつつある。



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