22歳 政治的なメッセージも盛り込む
“カナダのビヨンセ”コリー・リーが初来日
東京朝刊 by 岡田敏一
“カナダのビヨンセ”と呼ばれるR&B(リズム・アンド・ブルース)歌手、コリー・リー(22)が初来日。6月末に発売される2作目のアルバム「シンフル・イノセンス」のプロモーションを行った。
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歌手のコリー・リー |
カナダのバンクーバー生まれで、母は中国人、父はドイツ人。家族全員が楽器を演奏する音楽一家に育った。ダンサブルでポップなR&Bサウンドが身上で、デビュー・アルバム「ホワット・ア・ディファレンス・ア・デイ・メイクス」がカナダのジュノー賞などにノミネートされ一躍、スターとなった。
2作目のアルバムは、ダンス・ナンバーからバラードまで多彩な楽曲で構成されている。「1作目とは全く違ったものになっている。どの楽曲も私の人生のスナップショットのようなもの。製作作業はすごく楽しめた」と振り返る。
ラップやヒップホップについては「政治的なメッセージを盛り込んだ楽曲が目立つけど、表現方法のひとつとして賛成。両親も環境保護を訴える運動に参加しているし、音楽でそうした様々なメッセージを伝えるのは良い事だと思う。日本のR&Bやクラブ文化にも、とても興味がある」と話した。
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