「ドーリーガール・バイ・アナ スイ」
伊勢丹が新ブランド 「アナ スイ」ぐっと身近に
5月26日(土)
東京朝刊
伊勢丹は、独占販売権を持つニューヨークブランド「アナ スイ」の若者向け新ブランドを、オンワード樫山と共同で立ち上げる。8月に新宿店に1号店をオープン。アナ スイの衣類の半分以下の価格で、百貨店が手薄だった18〜25歳の女性をターゲットにする。
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NYブランドらしくリンゴの模様などがあしらわれたドーリーガール・バイ・アナ スイの商品=東京都港区のオンワード樫山芝浦第3ビル(撮影・田村龍彦) |
新ブランドは「ドーリーガール・バイ・アナ スイ」。ビンテージ感を取り入れ、健康的で清潔感あるスタイリングをコンセプトにした。40%を占めるブラウスなどインナーは中心価格を7900〜1万2000円に設定。百貨店を中心に3年後に20店舗、約30億円の売り上げを見込む。
百貨店はOL向けなどが中心で、「若い女性向け商材は十分提供されていない」(伊勢丹)状態。雑貨類で年間140億円を売り上げる「アナ スイ」ブランドで、若い女性に人気のファッションビルなどに対抗する。
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