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為末大らパフォーマンス
丸の内が“競技場”に「東京ストリート陸上」
  東京朝刊 
東京のオフィス街、丸の内仲通りの石畳の路上に全長75メートルの陸上競技用トラック2コースを仮設して「東京ストリート陸上」が27日行われ、世界選手権男子四百メートル障害銅メダルの為末大(APF)らトップ選手のパフォーマンスに、2500人(主催者発表)の観衆が沸いた。

「東京ストリート陸上」で信号機より高いバーを跳び越える棒高跳びの選手=27日、東京・丸の内(撮影・矢島康弘)
「東京ストリート陸上」で信号機より高いバーを跳び越える棒高跳びの選手=27日、東京・丸の内(撮影・矢島康弘)

棒高跳びでは信号機の高さを越える5メートル25のバーを選手が跳び越える迫力満点の跳躍に歓声が上がり、五十メートル障害を行った為末の滑らかなハードリングには感嘆の声が漏れた。

五十メートル障害対五十メートル走として為末に挑んだ千葉有紗ちゃん(11)=聖ドミニコ学園小6年=は7秒32の自己記録を樹立し「為末さんが速かったので頑張って追いつこうと走ったら自己ベストが出ました」とニッコリ。 

今回の試みは陸上の面白さと迫力を身近に感じてもらおうと、陸上界の宣伝部長を自任する為末が昨年、クイズ番組で得た賞金1000万円などを元手に企画。不足分の資金集めや公道使用許可交渉など、さまざまな苦労もあったが、予想以上の集客に、為末は「面白いことをどんどん仕掛けていきたい。最終的には競技場を観客でいっぱいにしたい」と訴えていた。

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