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「電池切れのドラえもん、大人ののび太が修理」
ドラえもん勝手に「最終話」出版の男性が謝罪 
  東京朝刊 
藤子・F・不二雄さんの人気漫画「ドラえもん」の「最終話」と称し、偽のストーリーを勝手に漫画化して販売していた男性が、発行元の小学館と藤子プロの警告を受けて謝罪し、売上金の一部を同プロに支払っていたことが分かった。

小学館によると、偽の最終話は「電池切れで動かなくなったドラえもんが、35年後にロボット工学の研究者になったのび太によってよみがえる」というストーリー。10年以上前からインターネットや口コミで広まっていたという。

男性はこのストーリーをもとに、20ページの漫画冊子を「田嶋・T・安恵」の著者名で作製。平成17年秋からネットで販売したり秋葉原の書店に置くなどし、500円程度で昨年末までに約1万3000部を売った。

これに対し同社や藤子プロは昨年、「重大な著作権侵害」として男性に警告し、回収と断裁を要請。指摘を認めた男性は今月、「二度と同様の行為をしない」などとする誓約書を提出するとともに、藤子プロに売上金の一部を支払った。

ドラえもんをめぐっては、不二雄さんが平成8年、執筆中に倒れて死去したため最終話はつくられていない。

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