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大正製薬から低カロリードリンク剤
「リポビタンファイン」老若男女ファイト一発！
東京朝刊
大正製薬は２９日、ドリンク剤で１８種類目となる「リポビタンファイン」のＣＭキャラクターを発表した。新製品は、看板製品「リポビタンＤ」の処方を生かしたうえで、低カロリー（１９キロカロリー）で糖類ゼロのすっきりした甘さが特徴。ドリンク剤の売り上げ低迷が続く中、女性や若者をターゲットに顧客拡大を目指す。
同社は、リポビタンＤで３０年間にわたり「ファイト・一発」シリーズをＣＭ展開しているが、ファインは同社がＣＭ展開するドリンク剤としては２製品目となる。起用されたのは、寺尾聰、夏木マリ、原沙知絵、小栗旬の４氏で、６月１３日から放映予定のテレビＣＭに登場。家族を演じ、新たなドリンク剤愛用者像をアピールする。
ドリンク剤市場でシェア６割を維持する同社だが、リポビタンシリーズの売上高は平成１３年３月期をピークに減少している。１１年にスーパーやコンビニでの医薬部外品販売が解禁されたのを機に、ドリンク剤が他の機能性飲料と競合。価格下落を招いたのが主な原因だ。
主力のドリンク剤売上高の２割近い落ち込みもあり、同社の平成１８年３月期の最終利益は、前年比５７％減の１５４億２０００万円。上原明社長は「付加価値促進へ方向転換した」として、流通政策の見直しやファイン投入などで、今期中のドリンク剤売上高の底入れ見通しを示している。
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| 大正製薬は、ドリンク剤で１８種類目となる「リポビタンファイン」のＣＭキャラクターを発表した（撮影・栗橋隆悦） |
同社は、リポビタンＤで３０年間にわたり「ファイト・一発」シリーズをＣＭ展開しているが、ファインは同社がＣＭ展開するドリンク剤としては２製品目となる。起用されたのは、寺尾聰、夏木マリ、原沙知絵、小栗旬の４氏で、６月１３日から放映予定のテレビＣＭに登場。家族を演じ、新たなドリンク剤愛用者像をアピールする。
ドリンク剤市場でシェア６割を維持する同社だが、リポビタンシリーズの売上高は平成１３年３月期をピークに減少している。１１年にスーパーやコンビニでの医薬部外品販売が解禁されたのを機に、ドリンク剤が他の機能性飲料と競合。価格下落を招いたのが主な原因だ。
主力のドリンク剤売上高の２割近い落ち込みもあり、同社の平成１８年３月期の最終利益は、前年比５７％減の１５４億２０００万円。上原明社長は「付加価値促進へ方向転換した」として、流通政策の見直しやファイン投入などで、今期中のドリンク剤売上高の底入れ見通しを示している。
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