産経Webへ戻る
ENAKってどういう意味? | お知らせ | 新聞バックナンバー購入 | 問い合わせ | リンク・著作権 | MOTO | 産経Web
フライングも楽しみ 
舞台「ピーターパン」8代目、高畑充希に聞く
  大阪夕刊 by 平松澄子
夏休み恒例のミュージカル「ピーターパン」が今年も7〜8月に東京や大阪などで上演される。新しく主演のピーターパンを演じるのは8代目の高畑充希(みつき)。東大阪出身の高校1年生で、大阪の舞台には初登場になる。

ピーターパン姿がよく似合う高畑充希。「大阪の舞台には中学の同級生がたくさん来てくれるのが楽しみ」という
ピーターパン姿がよく似合う高畑充希。「大阪の舞台には中学の同級生がたくさん来てくれるのが楽しみ」という

フライングが有名なブロードウェー・ミュージカル「ピーターパン」が、日本で榊原郁恵主演で初演されたのは昭和56年。空を自由に飛び回る永遠の少年ピーターパンが、ロンドンに住むダーリング家の子供たちを不思議の世界ネバーランドへ誘い、海賊や妖精たちと冒険を繰り広げる物語は、時代を超えて世界中の子供たちに夢を与え、愛され続けている。

8代目ピーターパンの高畑は、一昨年に山口百恵トリビュート・ミュージカル「プレイバックpart2〜屋上の天使」のオーディションで、9621人の中から選ばれて主役デビュー。今年6月には歌手デビュー、7月には映画デビューも果たすシンデレラガールだ。

「『ピーターパン』は私が4歳のころに初めて見た舞台なんですって。小学校時代に見た笹本玲奈さん主演の舞台は、はっきり覚えています。歴史ある作品で、すごくプレッシャーがありますが、不思議な縁も感じてうれしいですね。ピーターパンは態度はでかいけれど、かっこいい。歌もそうですが、フライングとお芝居が楽しみです。ただ、いつまでも少年のままでいたいピーターパンとは違って、私は早く大人になりたい」と落ち着いた受け答え。

「今はお仕事も学校も楽しい。女優さんでは存在感がすごい白石加代子さんにあこがれていて、舞台では『奇跡の人』をやってみたいですね。女優業は大好きなのでずっと続けたい」と目標もしっかり定めている。

「ピーターパン」はほかに、鶴見辰吾、比企理恵、剱持たまき、峯眞琴、植本潤らが出演する。大阪公演は梅田芸術劇場メインホールで8月21〜22日。問い合わせは同劇場(電)06・6377・3800。

携帯版SUMiRE STYLE スミレモバイル登場




産経Webは、産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
Copyright(C)2007 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.

ここは記事のページです
携帯で読むSUMiRE STYLE