情報端末の進化の始まり
「今年の発明」にiPhone 米誌「タイム」
2007/11/02 産経新聞
速報
【ロサンゼルス=松尾理也】米誌タイムは1日、恒例の「今年の発明」に、米アップル(カリフォルニア州)が発売した携帯電話端末「iPhone(アイフォン)」を選んだと発表した。同誌は「携帯電話業界に多大な衝撃を与えるとともに、携帯型の情報端末への進化の始まりを告げた」と選考理由を説明している。
アイフォンは今年6月に発表され、ボタンのないタッチ式スクリーンで操作する仕組みなどで話題を集めた。タイム誌は、アイフォンについて「大きくて動作は鈍く、価格も高すぎる」としながらも、コンピューターが生活のあらゆる場面で活躍する未来社会の先がけ的商品と評価し、「携帯電話端末というよりは、ひとつの新しいプラットホーム(基盤)なのだ」と賛辞を贈った。
「今年の発明」は毎年この時期に発表されており、昨年は利用者参加型の動画投稿インターネットサイト「ユーチューブ」が選ばれた。
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