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振り返ったら…日本の世相「暗かった」
過去１２年分「今年の漢字」が本に
2007/11/05 産経新聞
大阪夕刊
京都・清水寺で年末、大きな和紙に揮毫（きごう）される「今年の漢字」を過去１２年分まとめ、その年の世相や出来事とともに紹介した「１２字の漢字が示す曲がり角の日本」が出版された。
漢字は、募集が始まった平成７年から順に、震、食、倒、毒、末、金、戦、帰、虎、災、愛、命。７年（震）の阪神大震災、１０年（毒）の和歌山毒物カレー事件、１５年（虎）の阪神タイガースのセ・リーグ優勝など、災害や事件、話題を顧みて、応募者が選んだ理由も掲載している。
毎年、日本漢字能力検定協会（京都市）が募集。１２月に「清水の舞台」で同寺の貫主が書き上げ、公表する。応募者は７年が１万２０００人だったが、昨年は過去最高の９万２０００人となり、年々関心が高まっている。今年の募集は既に始まっており１２月５日まで。
協会は「この１２年は暗いイメージの字が目立った。今後は明るい漢字が増えてくれれば」としている。
Ａ４判、７６ページで１０５０円（税込み）。問い合わせは発行元のオーク（（電）０７５・３５２・８３０８）へ。
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漢字は、募集が始まった平成７年から順に、震、食、倒、毒、末、金、戦、帰、虎、災、愛、命。７年（震）の阪神大震災、１０年（毒）の和歌山毒物カレー事件、１５年（虎）の阪神タイガースのセ・リーグ優勝など、災害や事件、話題を顧みて、応募者が選んだ理由も掲載している。
毎年、日本漢字能力検定協会（京都市）が募集。１２月に「清水の舞台」で同寺の貫主が書き上げ、公表する。応募者は７年が１万２０００人だったが、昨年は過去最高の９万２０００人となり、年々関心が高まっている。今年の募集は既に始まっており１２月５日まで。
協会は「この１２年は暗いイメージの字が目立った。今後は明るい漢字が増えてくれれば」としている。
Ａ４判、７６ページで１０５０円（税込み）。問い合わせは発行元のオーク（（電）０７５・３５２・８３０８）へ。
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