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韓国人カメラマンに９０８０万円
ヨン様らの写真集で賠償命令 東京地裁判決
2007/11/06 産経新聞
東京朝刊
ペ・ヨンジュンさんら韓国の人気俳優４人との肖像権交渉を怠ったため写真集出版に支障が出たとして、発行元の文芸春秋が、肖像権の交渉役だった韓国人カメラマンに計約１億６９００万円の損害賠償を求めた裁判の判決が５日、東京地裁であった。石井忠雄裁判長はカメラマンに計約９０８０万円の支払いを命じた。
石井裁判長は、「写真の使用許可を受けていないのに、許可を受けたかのように文芸春秋に連絡した」とし、カメラマンの責任を認めた。カメラマンは抗弁しなかった。
判決によると、文芸春秋は１６年７月、ぺさんやイ・ビョンホンさんら４人の写真を掲載した写真集「ｔｈｅ ｍａｎ」を出版。初版５万部を完売したが、俳優側が写真の使用を認めていないとして販売中止を求めた。文芸春秋は俳優側への解決金を支払うとともに在庫１２万部を廃棄した。
同社は「許可を取っていれば増刷分のうち１０万部は売れた」として信用を失ったことに対する賠償５０００万円を含めてカメラマンに請求。判決は販売中止による損害など約８７００万円に加え、信用棄損について３００万円の支払いを認めた。
石井裁判長は、「写真の使用許可を受けていないのに、許可を受けたかのように文芸春秋に連絡した」とし、カメラマンの責任を認めた。カメラマンは抗弁しなかった。
判決によると、文芸春秋は１６年７月、ぺさんやイ・ビョンホンさんら４人の写真を掲載した写真集「ｔｈｅ ｍａｎ」を出版。初版５万部を完売したが、俳優側が写真の使用を認めていないとして販売中止を求めた。文芸春秋は俳優側への解決金を支払うとともに在庫１２万部を廃棄した。
同社は「許可を取っていれば増刷分のうち１０万部は売れた」として信用を失ったことに対する賠償５０００万円を含めてカメラマンに請求。判決は販売中止による損害など約８７００万円に加え、信用棄損について３００万円の支払いを認めた。
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