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心癒やす透き通る歌声
シンガー・ソングライター カノンに聞く
2007/11/06 産経新聞
東京朝刊
愛と平和を癒やし系の透き通った声で歌い上げるシンガーソングライター、カノンが、通算３枚目のＣＤアルバム「Ｐｒｅｃｉｏｕｓ」のリリース（２８日）を前に１１日、東京・渋谷で小さなライブを開く。クラシックにポップスを融合させたクラシカルクロスオーバーと呼ばれる曲の数々が、ファンを魅了しそうだ。
昭和５５年東京生まれのカノンは、父親の仕事の関係で、７歳から１０歳まで米ニュージャージー州で、１３歳から２０歳までは豪ブリスベーンで育った。音楽とのかかわりは１３歳のとき、地元の教会の聖歌隊に入ったところから始まる。
「作曲を始めたのは１４歳のときです。いつかは好きなポップスのジャンルで活躍したいと、ずっと思っていました」
現地の音楽大学の声楽科を卒業し、平成１２年末に帰国。１４年７月から都内のライブハウスでピアノの弾き語りを始める。
「自作の歌のほか、カーペンターズの曲やジャズのスタンダードなどを歌っていました。でも、自分にしかできないオリジナリティーを出すにはどうしたらいいかと考えて…」
そうしてたどりついたのが、クラシカルクロスオーバーというジャンルのサウンドだった。イギリスのソプラノ歌手、サラ・ブライトマンや、アイルランドの宝石と呼ばれるケルティック・ウーマンらによってすでに確立されている音楽ジャンルではあるが、日本ではまだまだ少ない。
今回のアルバムは冬をテーマにしており、全１２曲中、オリジナルが５曲（うち３曲は新曲）、あとはクリスマスメドレーなどのカバー曲が収録されている。「寒い季節に聴いて暖かくなってもらえればと思いながら作りました」という。
１１日からのライブは民間有志による非営利活動「Ｐｅａｃｅ Ｗｅｅｋ ２００７ ｉｎ ＴＯＫＹＯ」と題した催しの一環。朗読などを織り交ぜながら弾き語る。イベントに関する問い合わせは、リリオ（電）03･3716･2571、もしくはＵＲＬ：www.earthpeace.jpで。
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昭和５５年東京生まれのカノンは、父親の仕事の関係で、７歳から１０歳まで米ニュージャージー州で、１３歳から２０歳までは豪ブリスベーンで育った。音楽とのかかわりは１３歳のとき、地元の教会の聖歌隊に入ったところから始まる。
「作曲を始めたのは１４歳のときです。いつかは好きなポップスのジャンルで活躍したいと、ずっと思っていました」
現地の音楽大学の声楽科を卒業し、平成１２年末に帰国。１４年７月から都内のライブハウスでピアノの弾き語りを始める。
「自作の歌のほか、カーペンターズの曲やジャズのスタンダードなどを歌っていました。でも、自分にしかできないオリジナリティーを出すにはどうしたらいいかと考えて…」
そうしてたどりついたのが、クラシカルクロスオーバーというジャンルのサウンドだった。イギリスのソプラノ歌手、サラ・ブライトマンや、アイルランドの宝石と呼ばれるケルティック・ウーマンらによってすでに確立されている音楽ジャンルではあるが、日本ではまだまだ少ない。
今回のアルバムは冬をテーマにしており、全１２曲中、オリジナルが５曲（うち３曲は新曲）、あとはクリスマスメドレーなどのカバー曲が収録されている。「寒い季節に聴いて暖かくなってもらえればと思いながら作りました」という。
１１日からのライブは民間有志による非営利活動「Ｐｅａｃｅ Ｗｅｅｋ ２００７ ｉｎ ＴＯＫＹＯ」と題した催しの一環。朗読などを織り交ぜながら弾き語る。イベントに関する問い合わせは、リリオ（電）03･3716･2571、もしくはＵＲＬ：www.earthpeace.jpで。
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