四国4県の地方銀行計4行が主催
“観光のお遍路さん” 四国カードラリー好評
2007/11/24 産経新聞
東京朝刊
四国の美術館や博物館を、オリジナルカードをもらいながら訪ねる「ミュージアム88カードラリーin四国」が人気を集めている。観光施設に人を呼び込むため、四国4県の地方銀行計4行が「霊場八十八カ所巡り」になぞらえて命名。ポイントがたまれば旅行券の抽選に応募もできる。
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「ミュージアム88カードラリーin四国」のオリジナルカード |
10月に始めたばかりだが、申込者はすでに約7000人。平成21年9月末までの実施期間を延長することも検討中という。
主催は阿波(徳島市)、百十四(高松市)、伊予(松山市)、四国(高知市)の各行。
対象は松山市の「坂の上の雲ミュージアム」、徳島県の大塚国際美術館、高知市の高知城など四国の観光施設約160カ所。銀行の窓口で登録し、参加証を持って施設に入るとオリジナルカード、有料施設ならポイントカードがもらえる。
オリジナルカードはそれぞれの施設の外観とメーンの展示物などが色鮮やかに印刷され、多く集めると盾がもらえる。
百十四銀行営業統括部の植松孝介さんは「余暇のできた団塊の世代を中心に、どんどん四国に人を引き込んでいきたい」と話している。
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