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「家事好き男性」は徳島、一日44分
早寝早起き日本一は青森 
9月30日(日)  東京朝刊 by 村島有紀
日本一早寝早起きは青森県民、全国でいちばん家事をする男性は徳島県民−。総務省の「平成18年社会生活基本調査」から、こんな県民性が明らかになった。

調査は、無作為に選ばれた全国約8万世帯の10歳以上の世帯員約18万人を対象に、昨年10月に実施された。国民の社会生活の実態を調べることを目的に昭和51年から5年ごとに行われている。

調査結果によると、都道府県別の平均起床時刻は、青森が一番早く午前6時22分、一番遅いのは東京の午前6時52分だった。就寝時刻も青森が一番早く午後10時32分、逆に一番の“宵っ張り”も東京で午後11時40分。

睡眠時間は、秋田と山形が8時間5分と最長。次いで青森が8時間2分、岩手が8時間。東北の県民が寝る時間をたっぷり取ることが分かった。最短が神奈川で7時間31分、次いで千葉が7時間33分、東京と奈良が7時間36分だった。

男性が家事(買い物や育児、介護、看護も含む)に携わる1日当たりの時間は、徳島が最長の44分、続いて長野の43分、岐阜、山口、高知の42分。最下位は佐賀と香川の33分。次いで青森、石川、京都、大阪の34分となっている。

女性の家事の時間は、奈良が最も長く243分、次いで神奈川の234分、埼玉と京都の230分、兵庫の229分となっている。最下位は青森の191分で、次いで秋田、山形、熊本の193分と続く。

社会学が専門の矢野真和・昭和女子大学人間社会学部教授は「日本人の睡眠時間は先進国の中で一番短い。働き過ぎの影響が出ており、とりわけ都市部ではその傾向が強い。また神奈川や千葉は通勤時間が長いので、睡眠時間を削っていることが考えられる」と分析。男性が家事にかける時間については「(日本は)世界で一番短い。他県の男性より長いからと言って、ほめられる話でもない」としている。

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