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ドロドロ愛憎劇、命がけで愛を貫く
ドラマ「愛の迷宮」宮本真希に聞く
  東京朝刊 by 安藤明子
ドロドロ愛憎劇が売りの同枠で初主演。命がけで愛を貫くヒロインを演じた感想は意外にも「けっこう笑いながらやってました」。その心は−。「自分で台本を見ているときはともかく、本読みで相手の方のせりふを聞くとおかしくて。最初の段階で『排卵日に丸をしてください』には思わず吹いてしまいました」。からりとした笑顔で話す。


愛の迷宮に足を踏み入れてしまう男女6人の葛藤(かっとう)と苦悩を描く物語。元華族の令嬢として生まれ無垢(むく)のまま鮎川コンツェルンの跡取り(保阪尚希)と結婚した文香(宮本)を待っていたのは鮎川家の跡継ぎ作りのための暮らし。愛のない結婚生活を送る彼女の前に運命の男性が現れ…。

「内心ではドロドロ劇をやってみたい気持ちがあったので、今回はいじめられ役に徹しようと思いました」と根性を据えてのトライ。真実の愛を知ったがゆえに“問題”を起こしていくことになる文香だが、「ただの世間知らずのお馬鹿(ばか)にはしたくなかった。話し方もおっとりだけど伝えるべきことは明確に言うようにとか、純真でまっすぐに生きている彼女の心情だけを考えて芝居をしてました」

「まっさら」になりきるため、ほかの登場人物の心情を読み取ることをあえて「シャットアウトした」とまで言う宮本の演じる「文香」の出演は19日まで。「第2章以降、文香をどう引っ張ってくれるのか気になって(自分の出番が)終わった気がしないんです」と未練を残す。

宝塚歌劇団を経て、女優になって10年。「四苦八苦して精神を病んだこともありましたが、今は“ここ”がわたしの居場所だと再認識してます」。12月で30歳、前進あるのみだ。

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