「記事作成の過程で重大なミス」と講談社
「フライデー」 急遽発売を中止
2007/10/04
速報
講談社は4日、5日発売予定だった写真週刊誌「フライデー」の発売を急きょ中止すると発表した。同社は「特集記事の作成過程で重大なミスがあったことが判明した」としているが、詳しい内容は明らかにしていない。同編集部によると、フライデーが発売中止になるのは1984年11月の創刊以来初めて。
関係者によると、大相撲の時津風部屋の力士が死亡した問題を扱った記事で、暴行を加えたとされる同部屋の兄弟子の写真に誤りがあったためという。4日早朝、編集部の担当者が誤りに気付き、発売中止を決めた。
同編集部は「発売日までに訂正が間に合わず、やむなく発売を断念せざるを得なかった。読者の方々に迷惑をお掛けすることをおわびします」としている。来週号は通常通り発行し、今週号の記事の扱いについては今後検討するとしている。
同編集部によると、フライデーは実売発行部数約41万5000部。
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