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「大切な言葉、歌を通じて」
「サーカス」30周年記念の新作
2007/10/09  大阪夕刊 by 池田祥子
息のあった混声の美しいハーモニーを奏でる「サーカス」がデビュー30周年を記念して新アルバム「絆〜KIZUNA〜」を発表、毎年恒例となった新神戸オリエンタル劇場を始め、各地でのコンサートツアーも行う。「兄弟、夫婦、家族など、絆という大切な言葉を歌を通して感じてもらえたら」とメンバー。30年周年に向けて、改めて心をひとつにしている。

30周年を迎え、新アルバムの発売とコンサートツアーを行うサーカスのメンバー
30周年を迎え、新アルバムの発売とコンサートツアーを行うサーカスのメンバー

メンバーの正子(長女)、高(長男)、央介(二男)の叶3兄弟らが結成し、「ミスターサマータイム」でデビューしたのは昭和53年。

翌年には「アメリカン・フィーリング」がヒット。その後、央介の妻、原順子も加わり、美しい混声で大人の恋を歌うグループとして人気を集めている。幅広いジャンルの曲にも挑戦し、オリジナル曲のほかに、ジャズやクラシック、ポップスなどをアレンジした音楽には定評がある。

22枚目となる「絆」は人と人との絆をテーマに小椋佳、服部克久、かまやつひろし、財津和夫、さだまさしらに作詞や作曲を依頼。「絆とは改めていい言葉だと感じたし、すてきな曲に仕上がった」(順子)と言うように、家族や夫婦などをテーマにした13曲を収録している。

ツアーは6日の東京を皮切りに新神戸オリエンタル劇場(12〜14日)、大阪厚生年金会館(平成20年1月27日)など全国9会場を予定。

アルバム収録曲のほかに、事前アンケートでファンから要望の多かった曲を中心に計30曲ほど歌う。もちろん「ミスターサマータイム」や「アメリカン・フィーリング」といった人気曲も披露する。

この30年間では、それぞれがソロ活動も行ってきたが、「『サーカス』という場所があるから戻ってこれる。これからも離ればなれになることはないと思う」と口をそろえる。グループで活動する良さについて「アレンジ+4声のハーモニーで、ひとつの楽曲が別の曲に変わる」といい、「人との絆を感じてもらいながら40〜60代の大人が楽しめる空間を作りたい」とツアーへの抱負を語った。

問い合わせは新神戸オリエンタル劇場(電)078・291・1100。

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