西日本は広域で少ない見通し
来年春の花粉、東で増えそう
2007/10/11 産経新聞
東京朝刊
日本気象協会は10日、来春の「花粉飛散量」の予測を発表した。
今年と比較して、北海道や東北地方の花粉は多くなる一方で、西日本の広い地域で少なくなる見通しという。
日本気象協会によると、北海道は好天が続いた影響で、シラカバの花粉が今年の2倍以上となり、東北、関東、甲信でもスギやヒノキの花粉が50%以上増えるとみられる。
また北陸、東海より西の地域では、今年の飛散量を下回る所が多いと予測している。
一方で愛知、三重、滋賀、和歌山、京都、宮崎の各府県は今年より多いという。
飛散する花粉の全体量は、7月に気温が低く、日照時間が短かったため、北海道を除き、例年より少なくなるという。
産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
Copyright(C)2007 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.