本格審理で明らかに
ダイアナ元妃 死の瞬間までパパラッチ撮影
2007/10/12 産経新聞
大阪夕刊
約10年前、パリで事故死したダイアナ元英皇太子妃の死因を究明する審問の本格審理がロンドンの裁判所で、11日も行われ、事故後、車内で元妃が息を引き取る瞬間まで「パパラッチ」と呼ばれるカメラマンによって撮り続けられた写真が陪審員に提示された。
事故の瞬間を目撃した証人によると、元妃と交際相手のエジプト人富豪、ドディ・アルファイド氏らを乗せた車は、パパラッチのバイクに前方を妨げられていた。同氏の遺族の法廷弁護士は「事故後も元妃らの写真を撮り続けたパパラッチには良心のかけらもなかった」と指摘した。(ロンドン 木村正人)
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