約40点、14億円に
アラン・ドロン 絵画コレクションを放出
2007/10/16 サンケイスポーツ
速報
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アラン・ドロン氏所蔵の絵画で、競売にかけられたリオペル作の「鳥の谷」(手前)(AP) |
【パリ支局】映画「太陽がいっぱい」などで知られるフランスの俳優アラン・ドロン(71)が所蔵してきた1950年代の抽象画約40点が15日、パリ市内でオークションに掛けられ、約874万ユーロ(約14億5700万円)で競り落とされた。
最高値を付けたのは、カナダの画家ジャンポール・リオペルの油彩画「鳥の谷」(1954年)で、約88万2740ユーロ(約1億4700万円)。オークションには中国、ベネズエラ、米国などの愛好家のほか、欧州の美術館も参加した。
ドロンは絵画愛好家で、1960年代から絵画収集を始めた。今回のオークションにかけた作品は、パリとスイスの自宅に飾っていたものだという。
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