MSN産経ニュース SANSPO.COM ZAKZAK iZA! FBi
ENAKってどういう意味? | お知らせ | 新聞バックナンバー購入 | 問い合わせ | リンク・著作権 | MOTO | MSN産経ニュース
来年1月、大阪・梅田芸術劇場で
大沢たかお主演 ミュージカル「ファントム」 
2007/10/30 産経新聞  大阪夕刊 by 平松澄子
“もうひとつの「オペラ座の怪人」”のキャッチフレーズで、ミュージカル「ファントム」が来年1月から、大阪・梅田芸術劇場メインホールを皮切りに上演される。主演のファントム役の大沢たかお、ヒロインのクリスティーン役の徳永えり、いじわるなプリマドンナ、カルロッタ役の大西ユカリと、主要キャストはいずれもミュージカル初挑戦。新鮮な顔合わせの3人が意気込みを語った。

「仮面をどうするかは見てのお楽しみ」という大沢(中央)と徳永(左)、大西(右)
「仮面をどうするかは見てのお楽しみ」という大沢(中央)と徳永(左)、大西(右)

ガストン・ルルー原作の「オペラ座の怪人」は、アンドリュー・ロイド=ウェバー版が有名だが、「ファントム」はアーサー・コピット作詞、モーリー・イェストン作曲のアメリカ版。初演は1991年ヒューストンで、日本では宝塚歌劇団が宙組と花組で上演して話題になった。

仮面をかぶって、パリのオペラ座の地下で生きていかなければならない運命を背負ったファントム(怪人)。苦渋に満ちた彼の心の葛藤(かっとう)に焦点を当てた、独特の味わいを持つ人間ドラマである。

このところ映画での活躍がめざましい大沢。「舞台は4年ぶりになりますが、10年ほど前からミュージカルをやりたいと熱望していた。ようやく実現にこぎつけて情熱が高ぶっています」と興奮気味。「ピュアで人間らしいファントムになればいいなと思っています。過去の作品とは違ったものにしたい」と意欲まんまんだ。

徳永は「クリスティーンは歌や音楽が大好きで、ファントムの光にならなければいけない存在。まだ実感がわかずゼロからのスタートですが、がんばって役に近づきたい」と初々しい。大西は「カルロッタはびっくりするぐらい悪い役。演技は初めてですが、ミュージカルは歌手冥利につきますし、悪役に徹して主役のお2人をひき立てます」と関西弁で話した。

ほかにフィリップ伯爵役は、ルカス・ペルマンとパク・トンハがダブルキャストでつとめる。

公演は梅田芸術劇場が来年1月13〜27日(問い合わせTEL06・6377・3800)、愛知厚生年金会館が来年2月1〜3日、東京・青山劇場が来年2月7〜22日。

携帯版SUMiRE STYLE スミレモバイル登場




産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
Copyright(C)2007 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.

ここは記事のページです
携帯で読むSUMiRE STYLE