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プランタンは大改装 ブランド店も虎視眈々
銀座 大変身! ハンズと丸井が進出
  東京朝刊
東京・銀座、有楽町地区で、大型商業ビルのオープン、出店が相次いでいる。東急ハンズは都心東部で初の店舗を銀座に開業。10月には丸井を核店舗とする複合商業施設「有楽町イトシア」が、JR有楽町駅前で営業を始める。一方、プランタン銀座は昭和58年の開業以来最大の改装でファッション雑貨を拡充するなど、既存店も特色を打ち出して生き残りを図る。

新しくオープンしたマロニエゲート(左)と、14日にリニューアルオープンするプランタン銀座=東京都中央区
新しくオープンしたマロニエゲート(左)と、14日にリニューアルオープンするプランタン銀座=東京都中央区


今月1日、銀座2丁目のマロニエ通り沿いにオープンした「マロニエゲート」は、東急ハンズやセレクトショップなど33店が入居した。東急ハンズは自然由来の化粧品、輸入玩具など銀座店独自の品ぞろえで、「今までにない顧客層が期待できる」と話す。

外堀通りをはさんで10月12日にオープンする有楽町イトシアは、地上21階・地下4階建て。1?8階を占める有楽町マルイは若者だけでなく社会人向けの商品もそろえる予定で、映画館やオフィスゾーンなども入る。

こうした新規出店に対抗して、プランタン銀座は約20億円をかけて改装、今月14日にオープンする。ターゲットである20?30歳代女性向けを強化し、ベビー用品売り場を縮小、バッグ売り場を10倍の面積に拡大した。

有楽町阪急も「働く女性のための空間」をコンセプトに改装。8階にネイルサロンやフットケアサロンなどを集約し、美容関連のサービスに力を入れた。

首都圏は数少ない成長市場。なかでも銀座は三越や松坂屋の再開発、欧州ブランドの出店も控え、「店を構えているだけで欧米ブランド会社などの見る目も変わってくる」(業界関係者)とされる巨大市場であり、新規出店、既存店が入れ交じった激しい競争が続きそうだ。

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