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日本人初のアカデミー賞助演女優賞受賞
ナンシー梅木さん 死去
  速報
【ニューヨーク=長戸雅子】AP通信は5日、1957年の米映画「サヨナラ」に出演、日本人で初めてアカデミー賞助演女優賞を受賞した元女優のナンシー梅木さんが8月28日に米ミズーリ州でがんのため死去していたと報じた。78歳だった。

梅木さんは北海道小樽市出身。米軍キャンプでジャズ歌手として活躍した後、歌の勉強のため55年に渡米。着物姿でテレビショーに出演したことが話題になって映画の世界に入った。

「サヨナラ」のほか、ブロードウエーのミュージカル「フラワー・ドラム・ソング」(58年)に中国人女性の役で出演、「温かみと静謐な魅力に満ちた演技」(米メディア)が称賛され、トニー賞の最優秀ミュージカル女優賞にノミネートされた。受賞はしなかったが、61年に映画化されたときも同じ役で出演した。

ABCのテレビドラマに出演後の72年に引退した。

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