ウェザー・リポートなどジャズ、フュージョンの重鎮
ジョー・ザビヌル氏 死去
速報
オーストリア出身の世界的なジャズ・キーボード奏者、ジョー・ザビヌル氏が11日、ウィーン市内の病院で死去した。75歳。オーストリア通信が伝えた。
1970年にサックス奏者のウェイン・ショーターらと「ウェザー・リポート」を結成。
その後加入したベース奏者のジャコ・パストリアスらとともに、電子楽器を用いたジャズで70、80年代に活躍。名曲「バードランド」などのヒット曲を生んだ。
「ジャズの帝王」マイルス・デイビスと活動したことでも知られる。
32年、ウィーン生まれ。ウィーンでピアノを学び、ジャズの世界を目指して59年に米国へ渡った。
トランペット奏者のメイナード・ファーガソン、アルトサックス奏者のキャノンボール・アダレイなどのバンドに参加。「マーシー・マーシー・マーシー」などのヒットを飛ばした。
「ウェザー・リポート」解散後も活発な活動を続け、たびたび来日した。(共同)
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