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経営不振で映像会社の子会社に
円谷プロ 創業者経営に終止符
  速報
映像制作会社ティー・ワイ・オー(TYO)は12日、人気キャラクター「ウルトラマン」で知られる円谷プロダクション(東京都、円谷一夫会長兼社長)を、子会社にすると発表した。円谷プロの実質的な親会社、円谷エンタープライズの第三者割当増資を引き受ける。1963年以来続いた創業一族の円谷家による経営に終止符を打つ。

TYOは円谷エンタープライズの80%の株式を8000万円で取得。創業者円谷英二氏の孫の円谷会長兼社長は円谷プロ株の大半をエンタープライズに譲渡し、エンタープライズとプロの両社の取締役に残り、代表権のない会長に就任する予定。

円谷プロは、制作費の負担増などから有利子負債を抱え、2007年2月期は売上高55億円だったが、純利益が約4000万円にとどまり、経営不振が続いていた。

TYOは、JR東海やキユーピーのCM制作を手掛けており、子会社化で人気キャラクターを生かした多角的な経営を進めたいとしている。円谷プロも「TYOの下で、引き続きウルトラマンシリーズの制作を続けたい」としている。

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