フロアにわずか10席
観光バスもファーストクラスの乗り心地
東京朝刊
日野自動車は19日、来月の東京モーターショーに、高級感や乗り心地にこだわった大型観光バス「日野セレガ・プレミアム」参考出展すると発表した。広い車内空間に座席はわずか10席(通常は36席)だけで、「バスのファーストクラス」に仕上げる。
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「日野セレガ・プレミアム」の車内CG画像 |
本革シートの各座席には個別のモニターや収納スペースなどを装備。通路や化粧室にもゆとりを持たせた。また、航空機のようにギャレー(簡易型の厨房(ちゅうぼう))を備え、乗務員によるドリンクサービスも可能にした。
旅行業界では高級ツアーと低価格ツアーの二極化が進んでおり、日野は高級バス旅行を企画する旅行会社などの反応を見たうえで商品化を検討する。日野はこのほか、先進の安全技術を搭載した次世代トラックなども出展する。
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