「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」開幕
日本生まれのキャラクター、世界へ売り込め
東京朝刊
ゲームや映画、マンガなど日本発のコンテンツ(情報の内容)を海外に売り込む「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」のオープニングセレモニーが19日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開かれ、日本を代表する映画監督らが、日本のコンテンツのすばらしさをアピールした。
同フェスティバルは、海外の買い付け担当者(バイヤー)が1度の来日で多くのコンテンツに触れられるよう、今回初めて開催された。
従来ばらばらの時期に開かれた東京ゲームショウ、東京国際映画祭など13のイベントと、ゲームプロデューサーやクリエーターの卵らとの交流イベントなど新たな5つのイベントが、10月28日まで東京都内の会場などで開かれる。
この日のセレモニーには「男はつらいよ」の山田洋次監督、「スラムダンク」などで知られる漫画家の井上雄彦氏らが日本のコンテンツを世界にアピールする必要性を訴え、ピカチュウや歌手のパフィーが花を添えた。
日本のコンテンツ産業は2005年に13兆7000億円と米国に次ぐ規模を誇っているが、海外の売上比率は2%に満たず、20%近い米国と大きな差がある。
産経Webは、産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
Copyright(C)2007 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.