“家庭用”市場、加熱 年末商戦での顧客獲得
東京ゲームショウ開幕
東京朝刊
世界最大規模のゲーム展示会「東京ゲームショウ2007」が20日、千葉市の幕張メッセで開幕した。4日間にわたって、国内外から過去最高となる200社を超えるゲーム関連の企業が参加し、新作のゲームソフトなどを披露した。
 |
「おいらん」の究極コスプレも登場した東京ゲームショウ=20日、千葉県・幕張メッセ |
任天堂、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)、マイクロソフトの大手3社の新型家庭用ゲーム機は昨年までに出そろった。今回の展示では、いずれもソフトを大幅に増やすことをアピール、年末商戦での顧客獲得を目指す。
22、23の両日は一般公開。ゲームソフトメーカーによる家庭用ゲーム機や携帯ゲーム機向け人気シリーズの新作ソフトも展示され、来場者は実際に操作して楽しむことができる。
家庭用ゲーム機の販売台数では、任天堂の「Wii(ウィー)」が独走している。SCEの「プレイステーション(PS)3」や、マイクロソフトの「Xbox360」は、通信回線を使って対戦できるゲームなど高い機能を売り込む一方、家族など幅広い層に向けたソフトの品ぞろえを強め追撃する構えだ。
産経Webは、産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
Copyright(C)2007 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.