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少子化でますます惜しみなく
七五三ファッション 高級化・本格化
  東京朝刊
秋の七五三シーズンを前に、百貨店各社がお祝い着の販売に力を入れている。少子化の進展で、両親や祖父母が子供・孫にかけるお金を惜しまない傾向が強まっており、今年はファッショナブルな高級子供服や、絹を使った本格的な着物に人気が集まっている。

七五三ますます高級化

西武百貨店池袋本店(東京都豊島区)では、若い女性にヒットしたジャンパードレスなどを用意。女児用といえば襟付きドレスなどが定番だった。だが、今年は婦人衣料の子供版ともいえる2万円以上するスペイン製ワンピースなどが好調。同店は「団塊ジュニアの両親はお金がかかってもファッションにこだわる」と話す。

男児用もシャツなどの軽装より、価格が倍のスーツが人気。呉服も含めたお祝い着全体の売り上げは対前年比12%増。90万円以上の手書き友禅にも下見が入っており、同社は「景気の良さを感じる」としている。

小田急百貨店新宿店(新宿区)でも、お祝い着は前年比20%増の売れゆき。男児用羽織はかまは約7万円のポリエステル地より、13万?19万円の正絹製が圧倒的人気とか。同店では「少子化で、お祝い事には良いものを着させたいとの家族が増えている」とみている。

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