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五街道の最終章、400キロに挑戦
NHK−BS「街道てくてく旅」四元奈生美に聞く
  東京朝刊 by 松本明子
プロの卓球選手である。自らウエアのデザインを手がけるなど、そのファッション性も常に注目されている。そんな彼女が日光街道と奥州街道、約400キロをてくてくと歩く。「歩くことで見えてくるにっぽん」がコンセプト。昨春始まった番組ではまず、元サッカー日本代表の岩本輝雄が東海道、秋と今春には元ショートトラック五輪代表の勅使川原郁恵が中山道、甲州街道を踏破した。五街道の最終章を飾る“旅人”は現役選手の登場となった。


「この話をうかがったときは、一生に一度のチャンスだと思いました。普段から歩くことは嫌いではありませんが、一度に400キロ以上歩くなんて人生のうちにないことですからね。歩くことでしか見えないものをしっかりと伝えていきたい」

卓球台も持参し、行く先々で腕自慢の地元の人たちと対戦するという。もちろん、ファッションにも気を使う。

「歩きやすく、機能的というのが基本ですが、どこかかわいい感じがいいですね。色もピンク、黄色など明るめの服装で臨みます。早速、オレンジ色のポンチョは買いました」

小1から始めた卓球。中1で全国優勝を果たし、アジア大会日本代表などを経て、大学卒業後プロの道へ進んだ。卓球について「地味、暗い、ダサイ」と言われたことで憤慨。中学2年からウエアのデザインを始めた。プロになって7年たつが、大きく肩の開いたデザインなどはその都度観客の目を引く。

「卓球を通じてコミュニケーションをはかっていきたい。ボールを打ち合うだけで親しくなれると思う。自分が今回何を得て、思い、どう変わっていくのか楽しみ」

11月23日まで生放送は続く。

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