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「ダメージ」ＮＨＫ−ＢＳ２で放送
ハリウッド女優、G・クローズがテレビドラマに出るわけ
2008/4/1
産経新聞東京朝刊 by 松本明子
映画「危険な情事」などで知られる米女優、グレン・クローズが初めてテレビドラマに主演した「ダメージ」が２日からＮＨＫ−ＢＳ２で日本初放送される。クールでタフなカリスマ弁護士を圧倒的な存在感で演じており、今年のゴールデングローブ賞テレビドラマ部門で最優秀主演女優賞を獲得。名実ともにハリウッドを代表するトップ女優に話を聞いた。
クローズといえば、「危険−」で弁護士役のマイケル・ダグラスに執拗（しつよう）につきまとうストーカー役が印象に残る。こと執念深さという点においては、今回のドラマも引けを取らないだろう。
勝つためには手段を選ばない女性弁護士、パティ・ヒューズ。巨額の賠償金がかかった複雑な訴訟事件しか手がけないニューヨークのやり手弁護士で、「和解はしない…絶対に」が信条である。
「スイッチの切り替えが迅速な人で、それなりに秘密も持っているからまわりは興味津々。そんな際立ったキャラクターに加え、サプライズが連続のストーリー。過去と現在が交互に挿入されていく脚本が秀逸」とクローズ。
パティという役どころについては、「私はおしゃれも買い物も苦手だけど、パティはすてきな衣装を着てとても魅力的だわ。野心家ではないが競争心があり、タフで勇気ある女性。パティのような人がいるから世の中助かっている。素晴らしい役に出合えたと思う」と喜ぶ。
舞台女優としてスタートし、映画は「ガープの世界」、「危険な関係」ほか、これまでに５回アカデミー賞にノミネートされている演技派だが、「映画とテレビの区別はしない」ときっぱり。
「テレビに出ると映画のキャリアが台無しになるという人もいるけど、テレビは多くの大衆に届くし、本当にいいものならやりたい。私にはテレビのプロデュース作品もあるし、プラズマテレビも持ってるわ」と笑みを浮かべる。
現在、ニューヨークの自宅からロサンゼルスの撮影所へ通う日々。作品はすでに第２、３シーズンの制作が決定している。「普通は１シーズン契約だけど、今回は６年契約。珍しいことだわ」。クローズのキャリアに、新たな代表作が加わることは間違いなさそうだ。
クローズといえば、「危険−」で弁護士役のマイケル・ダグラスに執拗（しつよう）につきまとうストーカー役が印象に残る。こと執念深さという点においては、今回のドラマも引けを取らないだろう。
勝つためには手段を選ばない女性弁護士、パティ・ヒューズ。巨額の賠償金がかかった複雑な訴訟事件しか手がけないニューヨークのやり手弁護士で、「和解はしない…絶対に」が信条である。
「スイッチの切り替えが迅速な人で、それなりに秘密も持っているからまわりは興味津々。そんな際立ったキャラクターに加え、サプライズが連続のストーリー。過去と現在が交互に挿入されていく脚本が秀逸」とクローズ。
パティという役どころについては、「私はおしゃれも買い物も苦手だけど、パティはすてきな衣装を着てとても魅力的だわ。野心家ではないが競争心があり、タフで勇気ある女性。パティのような人がいるから世の中助かっている。素晴らしい役に出合えたと思う」と喜ぶ。
舞台女優としてスタートし、映画は「ガープの世界」、「危険な関係」ほか、これまでに５回アカデミー賞にノミネートされている演技派だが、「映画とテレビの区別はしない」ときっぱり。
「テレビに出ると映画のキャリアが台無しになるという人もいるけど、テレビは多くの大衆に届くし、本当にいいものならやりたい。私にはテレビのプロデュース作品もあるし、プラズマテレビも持ってるわ」と笑みを浮かべる。
現在、ニューヨークの自宅からロサンゼルスの撮影所へ通う日々。作品はすでに第２、３シーズンの制作が決定している。「普通は１シーズン契約だけど、今回は６年契約。珍しいことだわ」。クローズのキャリアに、新たな代表作が加わることは間違いなさそうだ。
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