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原作・脚本は大石静
フジ系スペシャルドラマ「愛と青春の宝塚〜」がミュージカル化
2008/2/4 サンケイスポーツ
平成14年にフジテレビ系で放送されたスペシャルドラマ「愛と青春の宝塚〜恋よりも生命よりも〜」がミュージカル化されることが1日、分かった。原作・脚本をドラマ版と同じ大石静さんが担当。戦争に翻弄されながらも舞台に青春をかけたタカラジェンヌたちを描いた。女性主要キャストは元宝塚トップスターが務める豪華版。12月の東京・新宿コマ劇場を皮切りに、全国公演を予定している。

ドラマ版から6年。あの話題作が、今度は宝塚OGによって、よみがえる。

ドラマ「愛と青春の宝塚」は平成14年1月3、4日の2夜にわたって放送。戦前、戦中、戦後という昭和の激動の時代を駆け抜けたタカラジェンヌの青春を描き、藤原紀香(36)、木村佳乃(31)、中谷美紀(32)ら豪華女優陣の共演も話題を呼んだ。

企画・製作にあたるフジテレビ関係者によると同局は近年、ドラマ「のだめカンタービレ」のコンサート「のだめオーケストラコンサート」や、ドラマ「大奥」の舞台化などドラマと事業を連動させた大型企画を催しており、今回もその流れの一環。

タカラジェンヌの役を本物のタカラジェンヌが演じるだけに、より興味深い内容でドラマとはまたひと味違った感動を呼びそうだ。

キャストも豪華な顔ぶれが出そろった。ドラマ版の主演、紀香が演じた男役トップスター嶺野白雪役を、元月組男役トップスターの紫吹淳(39)と元星組男役トップスターの湖月わたる(36)がWキャストで務めるほか、女性主要キャストが、すべてトップ経験者。これだけのトップがそろうのも異例で、まさに夢の競演だ。

ミュージカルの上演に紫吹は「平和な時代に生まれ育った私が戦争という極限の中、夢と希望を持ち続ける大切さ、難しさを私なりの表現でお伝えできたら」と燃えており、湖月も「私が宝塚に出会えたのも、戦争という激動の時代に、命懸けで舞台を守り抜いた先輩方のおかげです。感謝を込めて演じたい」と意気込んでいる。

この年末、新たな感動が客席を包み込む。

12月から全国公演
「愛と青春の宝塚」は新宿コマ劇場で12月2〜22日まで31公演予定。S席1万2000円、A席7000円、B席3000円。問い合わせは同劇場TEL03・3200・2213。東京公演後、福岡、広島、大阪など全国公演を予定している。

ストーリー
昭和13年。嶺野白雪(TV版・紀香)は圧倒的存在感を誇る雪組男役トップスター。そんな嶺野に一歩でも近づきたいと、橘伊吹(TV版・木村佳乃)、星風鈴子(TV版・中谷美紀)、紅花ほのか(TV版・春花)らが初舞台を踏んだ。その後、相手役の突然の退団によりパートナーを失った嶺野は、新相手役に星風を指名。紅花は涙を飲むことに。一方、橘は自分の居場所を見いだすことができず迷いながら舞台を務めていた。さまざまなことを経験し、さらに羽ばたこうとする彼女たちの前に戦争の暗い影が迫っていた…。

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