米国、FBIがアドバイス
甘〜いメールにご用心 添付ファイルにウイルス
2008/2/14 産経新聞
東京朝刊
【シリコンバレー=時事】米連邦捜査局(FBI)は12日、バレンタインデーの14日前後に「告白メール」などを装った悪質な電子メールが大量に出回る恐れがあるとして、注意を呼び掛けた。
こうしたメールに添付されたファイルを開くと、パソコンがコンピューターウイルス「ストーム・ワーム」に感染する恐れがあるという。
米国のバレンタインデーには、恋人同士や仲の良い人たちが、手紙や贈り物を取り交わす伝統があり、告白の機会としても使われる。
FBIでは、差出人が不明なメールが届いた場合は添付ファイルを開封せずに削除するようアドバイス。
日本人のパソコンに届く可能性もある。
ストーム・ワームは昨年のクリスマス期などに大流行。攻撃者は、ストーム・ワームに感染した無数のパソコンを使い、迷惑メールを一斉発信したり、個人情報を盗み出したりする。
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