リラックスできるかが視点
就職内定者 95%「オフィス見たい」
2008/2/15 産経新聞
東京朝刊
就職内定者や若手社会人がオフィス空間を評価する「オフィスアワード」の実行委員会は、今春の就職内定者に対して「オフィス環境の意識調査」を実施。内定者がオフィスで最も重要だと思うことは、リラックスできることだという答えが一番多かった。
実際に会社を選ぶうえで「オフィス環境を参考にした」という人は40・8%。さらに「内定承諾をする前にオフィスの内側を見てみたい」というホンネをもつ学生は95・1%に上った。
企業選びのさいにオフィス環境を参考にしたという人に、どこを見たかと尋ねたところ、「オフィス全体の清潔感」が80・7%で最多。次いで「近隣環境」52・3%、「デザインセンス」29・9%、「スペースの広さ」27・9%と続いた。
オフィスを見るメリットは「会社の雰囲気を理解できる」83・8%、「実際に働くシーンが想像しやすい」72・2%、「働く人の雰囲気を理解できる」61・0%。
オフィス環境で重要だと思う要素は「リラックス」32・6%、「開放的」24・4%、「クリエイティブ」14・0%。具体的には「清潔感のある、不快感のないオフィス」「交通の便が良い」「コミュニケーションのとりやすい環境」などが重要視された。
調査は昨年秋と冬に2回にわたり行われ、482人の内定者が回答した。
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