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「R246」
国道246号を舞台に6人が競作
2008/4/17    産経新聞東京朝刊 by 松本明子
気鋭の俳優やアーティスト6人がメガホンをとり、国道246号を舞台に、映画を“競作”するオムニバス作品「R246 STORY」(8月公開)の製作会見に、浅野忠信をはじめ中村獅童、須藤元気、VERBAL(m−flo)、ILMARI(RIP SLYME)、ユースケ・サンタマリアら6人が勢ぞろいした。

浅野忠信をはじめ中村獅童、須藤元気、VERBAL(m−flo)、ILMARI(RIP SLYME)、ユースケ・サンタマリアら6人が勢ぞろい

「R246」(国道246号)は、東京都千代田区の三宅坂を起点に、静岡県沼津市にいたる全長122・7キロメートル。都心部では「青山通り」の名前で知られる。

「青山、表参道、原宿、渋谷、三宿…世代を超えていつの時代もおしゃれな場所。ファッション、音楽などジャパニーズカルチャーが生まれているシンボリックな道でもある」と、そのロケーションについて説明するのは豊田健雄プロデューサー。「映画、歌舞伎、格闘技、音楽などの世界で活躍する方々のそれぞれの感性が246物語となる」

浅野以外は、全員が映画初監督。すでにタイトルは決まっており、「224466」(浅野)▽「JIROル−伝説のYO・NA・O・SHI」(中村)▽ 「ありふれた帰省」(須藤)▽「DEAD NOISE」(VERBAL)▽「CLUB246」(ILMARI)▽「弁当夫婦」(ユースケ)。ファンタジー、時代劇風、SF、ドキュメンタリーなど作品内容もさまざまなジャンルが集結した。

チンギス・ハーン役で主演した「モンゴル」が米アカデミー賞外国語作品部門にノミネートされたばかりの浅野は、「トーリ」(平成16年)に続く2度目の監督作品。「ふだんから246は使わせていただいて、高速道路の柱が十字架に見えたりすることもあり、撮影イメージはどんどん膨らんだ」と話す。

また、多くのアーティストとのコラボレーションで知られるVERBALは「マイケル・ムーア監督作品にインスパイアされているので、飛び込んでマイクを向けちゃうみたいな映像にしたい」と日本のHIPHOP界の未来を問う作品に、と意気込んでいる。

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