邦画は東宝のひとり勝ち
映画の興収 洋画はシリーズが好調
2008/2/8 産経新聞
東京朝刊
洋画が邦画を再び逆転した平成19年の興行収入(興収)。日本映画製作者連盟(映連)が発表したデータでは、洋画のシリーズもの志向や、東宝の独り勝ちの構図が分かった。
洋画は、ジョニー・デップ主演の人気シリーズの第3作「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」が100億円を超える大ヒット。ほかにも「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」「スパイダーマン3」などのシリーズ大作が軒並み好調だった。
一方、邦画の興収トップは木村拓哉主演の「HERO」。会社別では、邦画上位10作品のうち、東宝が9本を占めた。
映連の松岡功会長は、「邦画の数字(成績)は、それほど悪くはなかった。有能な監督も育っている」と述べた。
産経新聞社から記事などのコンテンツ使用許諾を受けた(株)産経デジタルが運営しています。
すべての著作権は、産経新聞社に帰属します。(産業経済新聞社・産経・サンケイ)
2007(C)SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.