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「つくりたい衝動 大切」
ベルリン国際映画祭 新人賞の熊坂監督会見
2008/2/20 産経新聞    大阪夕刊
第58回ベルリン国際映画祭で「パーク アンド ラブホテル」が最優秀新人作品賞を受賞した熊坂出(いづる)監督(32)が20日午前、東京・渋谷の映画館で、帰国後初めて記者会見した。

熊坂出監督
熊坂出監督

熊坂監督は受賞体験を踏まえ「映画監督はなりたくてなるものでなく、つくりたいという衝動があって気付いたらなっていたという職業。つくりたいものがあったらつくったらいいと思う」と映画を志す若い人にメッセージを送った。

受賞を聞かされた瞬間のことを「うれしかったけれど、周りに流される性格なのでなるべくニュートラルでいようと思った」と振り返った。受賞作は、都会のラブホテル屋上につくられた小さな公園を舞台に主人公のホテルオーナーや集まってくる女性ら孤独な人々の心の交流を描いた。4月末から東京で公開後、各地で順次上映される予定。

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