ドキュメンタリー「人間の鏡としての猫」
スーパー駅長たま なんと仏映画に
2008/5/14
産経新聞大阪夕刊
「スーパー駅長」として写真集や関連グッズが発売されるなど、人気が過熱している和歌山電鉄貴志川線貴志駅(和歌山県紀の川市)の三毛猫「たま」(メス9歳)がフランスのドキュメンタリー映画に出演することになり、16日から貴志駅で撮影が始まる。
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和歌山電鉄貴志川線貴志駅の改札台に立つスーパー駅長「たま」=和歌山県紀の川市 |
日本やドイツ、アメリカなど世界各地のユニークなネコを題材に、ネコの目を通して人間社会を描く映画『人間の鏡としての猫』。映画を手がけるミリアム・トネロット監督がインターネットで、たまが駅長として電車利用者のアイドルとなっている様子を動画で見て日本代表のネコとして出演を要請したという。
人の臨終を知らせる米国のネコ「オスカー」、首にカメラを下げて散歩するドイツのネコ「リー」とともにスクリーンデビューする。
同電鉄の広報担当者は「外国からの見物客が多くなり、映画に出ればますます増えそう。まさに『招き猫』です」と話していた。
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