開園以来初、けが人なし
TDLでぼや 100人避難
2008/1/4 産経新聞
東京朝刊
3日午後2時半ごろ、千葉県浦安市の東京ディズニーランド(TDL)で、アトラクション「スイスファミリー・ツリーハウス」のわらぶき屋根約17平方メートルが焼けるぼやがあった。同3時過ぎに鎮火が確認されたが、施設内の約100人の客が避難した。けが人はいなかった。
運営会社のオリエンタルランドによると、アトラクションでの営業中の火災は昭和58年4月の開園以来、初めて。
燃えたのはアトラクション3階部分にあるベッドルーム(約40平方メートル)のわらぶき屋根。火災検知器が作動し、従業員が消火器で初期消火にあたった。わらは防燃加工されていた。浦安署と浦安市消防本部はたばこの投げ捨ての可能性もあるとみて出火原因を調べている。
出火当時、TDLは約6万人の来園者でにぎわっていた。4日は予定通り営業する。
「スイスファミリー・ツリーハウス」はディズニー映画「スイスファミリー・ロビンソン」をもとに、物語の中でロビンソン一家が暮らした大きな木の家を再現したアトラクション。
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