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環境省発表
今世紀末の日本 最大４・７度上昇
2008/1/9 産経新聞
東京朝刊
環境省は８日、地球温暖化に伴う日本の気候変動の将来予測をまとめた。国連「気候変動に関する政府間パネル（ＩＰＣＣ）」の予測モデルを用いてシミュレーションしたところ、２１世紀末の平均気温は、２０世紀末に比べ１・３〜４・７度上昇。降水量は２・４％減から１６・４％増までの範囲で変化するとの結果が出た。
８日に開いた同省の地球温暖化影響・適応研究委員会（座長・三村信男茨城大教授）に報告した。同委はこれを踏まえ、２０２０〜３０年ごろに国内でどのような影響が顕在化するのかを分析。温暖化に伴う被害を抑制する「適応策」の在り方を検討し、５月に中間報告をまとめる方針だ。
ＩＰＣＣの予測モデルによると、２０７０〜９９年の気温の平年値は、１９６１〜９０年に比べ１・３〜４・７度高くなる。日本の気象庁が用いる予測モデルでシミュレーションしても、２０８１〜２１００年の平年値は、１９８１〜２０００年から２〜３度上昇。いずれのケースでも、上昇幅は高緯度地域でより大きくなるという。
昨年公表されたＩＰＣＣの第４次報告書は、２１世紀末には地球の平均気温が、２０世紀末に比べ１・１〜６・４度高くなると予測している。
８日に開いた同省の地球温暖化影響・適応研究委員会（座長・三村信男茨城大教授）に報告した。同委はこれを踏まえ、２０２０〜３０年ごろに国内でどのような影響が顕在化するのかを分析。温暖化に伴う被害を抑制する「適応策」の在り方を検討し、５月に中間報告をまとめる方針だ。
ＩＰＣＣの予測モデルによると、２０７０〜９９年の気温の平年値は、１９６１〜９０年に比べ１・３〜４・７度高くなる。日本の気象庁が用いる予測モデルでシミュレーションしても、２０８１〜２１００年の平年値は、１９８１〜２０００年から２〜３度上昇。いずれのケースでも、上昇幅は高緯度地域でより大きくなるという。
昨年公表されたＩＰＣＣの第４次報告書は、２１世紀末には地球の平均気温が、２０世紀末に比べ１・１〜６・４度高くなると予測している。
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