専用コーナー1万4000店
スタバに対抗 米マック「コーヒーで勝負」
2008/1/9 産経新聞
東京朝刊
【ニューヨーク=共同】7日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは、米ハンバーガーチェーン大手マクドナルドが米国内の約1万4000店でコーヒーをつくる専用コーナーの設置を計画している、と伝えた。
メニューを増やすなどコーヒー類の品ぞろえを強化し、競争が激化している米コーヒーチェーン大手スターバックスに対抗する。
カプチーノなど新メニューを本格導入するほか、エスプレッソをつくる機械をカウンターに置くなどして提供する過程を顧客に見せ、売り上げ増を図る。飲料販売の強化で年間売上高が10億ドル(約1100億円)伸びる見込みという。
スターバックスは朝食用のサンドイッチを売り出すなどサービスを拡大してきた。マクドナルドは「顧客においしい飲料の選択肢を提供することを約束する」と、飲料でスターバックスに挑む姿勢を見せている。
日本マクドナルドは8日、親会社の米マクドナルドが本格的なコーヒーを提供する専門売り場の設置を計画していることに関連して、「日本では現時点で(導入を)考えてはいない」とのコメントを出した。
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