開店から3年「あい田」
パリ日本食レストラン 初の「1つ星」
2008/3/5 産経新聞
東京朝刊 by 山口昌子/パリ
フランスの有力レストランガイド「ミシュラン」の2008年版で、パリにある「あい田」が仏の日本食レストランとして初めて1つ星を獲得した。2005年の開店から3年ほどで星獲得という快挙となった。
同店は客席が全部で約20席と小規模だが、カウンターで客とシェフが気軽に意見交換できる「カウンター割烹(かっぽう)」が売り。
同店のシェフ、相田康次さん(39)は20代のころ、芸能界で活躍していたこともあるが、「パリが好きだった」こともあり、一念発起してグルメの本場で日本料理を修業。努力が実っての星獲得となった。
2008年版「ミシュラン」では3つ星レストランは26店、2つ星は68店、1つ星は435店。老舗の「ル・グラン・ヴェフール」が3つ星から2つ星に転落し、話題を呼んでいる。
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